社会保険診療報酬支払基金は1日、7月診療分の件数が前年同月比11.9%減となり、減少幅は6月診療分で縮小したのに続いて、さらに縮小したと発表した。7月は前年同月に比べて平日数が1日少ないことも示した。それを考慮した実質はより小幅な減少となる。金額は、6月診療分の3.9%減よりやや拡大して5.2%減となった。【ライター 設楽幸雄】
コロナ感染の拡大により、健康保険組合や協会けんぽ、各種共済組合など被用者保険分を扱う支払基金の件数と金額は、3月診療分以降、前年同月比で大幅な減少を続けてきた。
件数の減少は、3月12.0%、4月22.9%、5月24.2%、6月13.6%、7月11.9%と推移してきた。
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