富士フイルム富山化学は23日、アビガン錠(ファビピラビル)が新型コロナウイルス感染症に対する国内治験の結果、非重篤な肺炎を有するCOVID-19患者の「症状軽快かつウイルス陰性化までの時間」の主要評価項目を達成したと発表した。これにより、10月中にも承認申請を行う。【ライター 設楽幸雄】
富士フイルム富山化学は、3月に非重篤な肺炎を有するCOVID-19患者を対象に、アビガンの国内臨床第3相試験を開始。
ランダム化対照単盲検比較試験により、体温、酸素飽和度、胸部画像に関する症状の軽快かつウイルスの陰性化までの時間を主要評価項目とした。
(残り476字 / 全743字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】