米バイオジェンとエーザイは7日、共同開発している新規アルツハイマー病治療薬候補アデュカヌマブについて、米FDAがバイオジェンによる承認申請を受理し、同時に優先審査の指定を受けたと発表した。審査終了目標日は2021年3月7日とされたが、FDAは迅速審査により早期に審査を完了する予定としている。承認されれば、アルツハイマー病の臨床症状の悪化を抑制する初の治療薬となる。【ライター 設楽幸雄】
アデュカヌマブはモノクローナル抗体で、承認されると、脳内アミロイドベータ(Aβ)の除去が臨床結果の改善をもたらすことを初めて実証した薬剤となる注射剤。
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