社会保険診療報酬支払基金の4月診療分では、医科の入院と入院外の合計が、件数は22.5%減、金額は12.7%減となった。入院よりも入院外のマイナス幅が大きく、件数22.6%減、金額16.6%減。また、入院外でも病院に比べて診療所のマイナスがより大きいことが明らかになった。診療所の入院外は件数23.5%減、金額20.9%減となり、いずれも2割を超える減少だ。病院では、法人病院が金額で13.8%減となった。【ライター 設楽幸雄】
支払基金の4月診療分で医科入院外の状況を見ると、件数は全体では22.6%減だが、病院は19.4%減、診療所は23.5%減で、診療所が病院を4.1ポイント上回った。
入院外の件数は、病院718万件に対し診療所はその3.6倍の2,615万件となっているため、全体の増減もほぼ診療所の状況に近いものとなる。
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