9月26日の「地域医療構想に関するワーキンググループ」では、公立・公的病院のうち、424病院では「再編統合」を含めて地域での役割を抜本的に見直す必要があるとする集計結果がまとめられた。
がんなど9領域ごとの診療実績を、民間病院も含めて分析。これらの全ての領域で地域シェアが小さいか、「災害」などを除く6領域がほかと競合している病院が挙げられた。
厚生労働省は、各医療機関が担う急性期機能やそのために必要な病床数などについて再検証を求めるものであり、必ずしも医療機関の統廃合を決めるものではないとしている。
今回、ワーキンググループで示された424病院の地理的な状況を示しつつ、他の指標も併せて示すことで、地域の医療機関の状況などをイメージしやすくするよう心掛けた。【大戸豊】
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