ファイザー日本法人の原田明久社長は5日記者会見し、2018年11月期決算の売上高が4536億円で前期比2.6%増となったと発表した。4月の薬価改定で約6%のマイナス影響を受けた中での増収だ。原田社長は、19年度も3品目の承認取得を目指すなどパイプラインの充実を背景に、業界を巡る環境が今後ますます厳しくなる中でも、常に増収を考えていくと自信を示した。【ライター 設楽幸雄】
ファイザーは、IQVIAの国内医療用医薬品市場データ(17年12月―18年11月、薬価ベース)では、コ・プロモーションを含めた販促会社売上高でトップを維持、売上高を計上する販売会社売上高も前期の5位から3位に浮上した。
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