高齢者の医薬品適正使用の指針・追補の作成を進めている厚生労働省のワーキンググループ(WG)は25日、追補版の本文について議論し、2019年1月16日のWGで取りまとめて、同月25日の高齢者医薬品適正使用検討会に報告することを決めた。厚労省は、同検討会の議論を経て、2018年度中に策定し公表する予定だ。患者の療養環境の違いに応じた留意点を示すもので、▽外来・在宅医療▽急性期後の回復期・慢性期の入院医療▽その他の療養環境―で構成する。【ライター 設楽幸雄】
高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)は、ポリファーマシー対策として、診療や処方時の参考情報を医療現場に届けるものとし、主な利用対象は医師、歯科医師、薬剤師とした。厚労省が18年5月に策定し、公表している。
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