厚生労働省は、消費税率引き上げに対応して2019年10月に実施する薬価改定の薬剤費ベースの改定率をまとめた。医療費ベース▲0.51%は薬剤費ベースでは▲2.4%となる。また、▲0.51%のうち再算定2品目分は▲0.06%、その薬剤費ベースは▲0.27%で、薬剤費ベースの実勢価改定+消費税対応分は▲2.13%となる。10月実施分の診療報酬本体改定と薬価改定、材料価格改定との差し引きは▲0.01%となることが確定した。【ライター 設楽幸雄】
薬価改定率は、実勢価改定分と2品目の再算定分があり、それが前者は5カ月分、後者は12カ月分と分かれていること、さらに、消費税対応分(実勢価改定分+再算定分、5カ月分)が加わるため、かなり複雑な関係となる。
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