東京財団はこのほど、報告書「地域医療構想の成果と課題」を公表した。報告書では、都道府県による地域医療構想策定へのスタンスと現時点での成果を示しつつ、高齢化の進展により、「病気を治す」だけでなく切れ目なく生活を支える医療・介護の提供体制が必要とした上で、市町村に医療計画の策定を義務付ける制度の導入などを提言している。【大戸豊】
「地域医療構想の成果と課題」
■「削減の議論は報酬改定の影響見極めた上で」
報告書では、地域医療構想には「病床削減による医療費適正化」と「切れ目のない提供体制の構築」という2つの目的が混在していると指摘した。
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