特集(マネジメント)
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これからは“ポスト回復期”で成果出せるか
2016年10月28日 20:00
「地方の問題は、都会と全く異なる」 鳥取県西部の米子市にある錦海リハビリテーション病院(48床)の角田賢副院長は強調する。2016年度診療報酬改定で、急性期病院からの患者の流れが変わり、同院も変化を...
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解説・介護療養病床改革、今後の注目点
2016年10月27日 12:00
社会保障審議会の「療養病床の在り方等に関する特別部会」(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)は26日の会合で、2017年度末に廃止期限を迎える「介護療養型医療施設」(介護療養病床)の受け皿となる新たな類...
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先読み・深読み 介護保険部会
2016年10月26日 12:00
次の介護保険制度改正に向けた議論が佳境を迎えている。議論の場となっている社会保障審議会介護保険部会では、今月に入り、年内の取りまとめを見据えた提案が厚生労働省側から相次いだ。中でも注目すべきは...
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約3300病院がデータ提出加算届け出
2016年10月25日 12:00
患者の診療録などの情報を、既定の形式で提出する病院を評価する「データ提出加算」を届け出る医療機関が3273施設あることが、CBnewsの調査で分かった。地方厚生局が24日までに公表した最新のデータ(※)を集...
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地域包括診療料の届け出施設、改定後に急増
2016年10月24日 21:00
外来患者の主治医機能を発揮する中小病院と診療所の評価「地域包括診療料」(地包診)を届け出る医療機関が202施設あることが、CBnewsの調査で分かった。地方厚生局が21日までに公表した最新のデータ(※)を集...
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C項目測定の精度、カギ握るチーム医療
2016年10月24日 05:00
国内有数の高度急性期病院として知られる「聖路加国際病院」(東京都中央区)は、「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の対象となる重症患者の割合が、一般病棟全体の4割近くに上る。今回の診療...
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医療機関サイトのうそ、規制に異論なし
2016年10月20日 21:00
社会保障審議会の医療部会(部会長=永井良三・自治医科大学長)は20日に会合を開き、制度の見直しに向けて議論した。厚生労働省は、医療法を改正して医療機関のウェブサイトの規制を新設し、うそや誇大な内容...
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総報酬割の導入に賛意集まる、介護保険部会
2016年10月20日 16:00
19日に開催された社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)では、介護納付金に総報酬割を導入することの是非が議論された。大学関係者は、費用負担の公平性から賛意を示したほか、介護関...
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今必要なのは、リハを理解する医師
2016年10月20日 05:00
「必要な回復期リハ病棟は、最大で10万床だろう」。医療法人社団輝生会の石川誠理事長は、回復期リハビリテーション病棟(以下、回復期リハ病棟)の量的な拡大が続く中、セラピストさえ集めれば、運営できると...
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介護の利用者負担、拡大の方向で検討
2016年10月19日 22:00
次の介護保険制度改正を見据えた議論が進められている社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)が19日、開かれた。この日は、介護サービスの利用者負担の割合や、支払った金額の一部が...
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地域包括ケア「見える化」システムを試す
2016年10月19日 12:00
医療分野ではDPCやNDBなどのデータを利用し、医療機関が経営分析などに活用することは珍しくない。ただ、介護分野では、業務の特性もあるが、データを活用する視点は十分とはいえなかった。その傾向も少しずつ...
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神奈川の回復期病床、このままでは過剰に
2016年10月18日 21:00
神奈川県西部にある鶴巻温泉病院(秦野市)は、206床の回復期リハ病棟をはじめ、240床の医療療養病棟※を持つ、591床の大規模施設だ。病院は都心から私鉄で1時間程度の距離にあり、周辺地域は今後も高齢者人口...
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看護部一丸、“鉄壁”の対策で精度アップ
2016年10月14日 12:00
「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)の解説本を出版するなど、看護必要度に対する徹底した取り組みで知られる東京都立広尾病院(渋谷区)。日々の評価内容の確認から定期的な指導に至るまで、同病院で...
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アウトカム評価は機能分化のメッセージ?
2016年10月14日 05:00
今年春の診療報酬改定では、回復期リハビリ病棟(回リハ病棟)の患者のADL(日常生活動作)を測るアウトカム指標として、FIM(機能的自立度評価法)が新たに導入された。一定の基準を下回ると、リハビリ料...
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介護職員、来春に1万円の処遇引き上げ
2016年10月13日 18:00
12日の社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)では、来年4月に実施される介護職員に対する新たな処遇改善策を検討した。月額1万円相当の処遇改善について、今後、加算を念頭に置い...
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福祉用具、軽度者の給付除外は盛り込まれず
2016年10月13日 12:00
12日に開催された社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)では、軽度者への支援のあり方と併せ、福祉用具貸与と住宅改修の問題もテーマとなった。これまで軽度者については、福祉用具の...
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生活援助の移行は、総合事業の検証経た上で
2016年10月12日 23:00
社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)が12日に開かれ、軽度者支援のあり方が議論された。事前の報道では、軽度者の生活援助サービスの縮小が指摘されていたが、厚生労働省は、まずは...
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認知症へのサービス実態把握へ大規模調査
2016年10月12日 20:00
社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)は12日、2015年度介護報酬改定の影響や効果を検証する調査研究で用いる調査票を大筋で了承した。今回の調査では、医療と介護の連携をより強...
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特養、年末には黒字と赤字が拮抗か
2016年10月12日 12:00
社会福祉施設や医療施設の整備のための貸付事業などを手掛ける独立行政法人福祉医療機構は、今年9月段階の社会福祉法人や特別養護老人ホーム(特養)の経営動向を「社会福祉法人経営動向調査」としてまとめ...
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特養、中重度者に原則限定で待機者激減
2016年10月11日 12:00
昨年4月、特別養護老人ホーム(特養)への入所が要介護3以上の中重度者に原則限定されたことで、入所待ちをしている待機者の数が急速に減り始めている。中には入所が中重度者に限定されてから1年の間に、待...