特集(マネジメント)
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同時改定は「スタート」と見るべき
2017年07月14日 12:00
全日本病院協会(全日病)は先月、医療法人財団寿康会(東京都江東区)理事長の猪口雄二氏を新会長に選出した。会長交代は10年ぶり。中央社会保険医療協議会(中医協)の委員を務めるなど、診療報酬制度にも造...
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開発者に聞く「急性期指標」の正しい使い方
2017年07月14日 05:00
全都道府県が地域医療構想をまとめ、各地の2025年時点の必要病床数が明らかになったが、急性期機能のニーズが大幅に減ると分かり、不足する回復期機能へとシフトすべきか頭を悩ませる病院経営者も少なくない...
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急性期病院が単体で動いても成果は生まれない
2017年07月13日 05:00
地域医療構想を実行に移す中で、都市部の急性期病院の役割とは何かー。東京都の「区西北部構想区域」で、地域医療構想調整会議の副座長を務める山口武兼氏(東京都保健医療公社豊島病院院長)は、2025年に向け...
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看護必要度のC項目に特定内科診療の追加を
2017年07月11日 12:00
2018年度の診療・介護報酬の同時改定に向け、内科、外科、看護の関係学会でつくる3団体(三保連)は先月、報酬上の評価を求める技術項目などの提案書を、それぞれ厚生労働省に提出した。来年春、技術料はどこ...
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調整会議をリードするのは誰か
2017年07月10日 12:00
「地域医療構想のギモン」では、地域医療構想の課題を対話形式で考えていきます。 CB医療大学の社会人コースで医療経営を学ぶ病院事務のギギ係長は、講師のカイシャク准教授に、地域医療構想についてよく分...
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医薬が分業ではなく「協業」目指せる規制に
2017年07月06日 12:00
病院などの敷地内にある薬局の開設が昨年、事実上解禁された。医薬分業の在り方に対する政府の規制改革会議(規制改革推進会議の前身)の問題提起が端緒で、一部の薬局が病院の敷地内に店舗を構えて処方せん...
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まさかあの病院が…広がる“聖路加ショック”
2017年07月05日 15:00
聖路加国際病院(東京都中央区)が土曜の外来診療を縮小―。5月の病院側の発表は、医療関係者に衝撃を与えた。労働基準監督署の是正勧告を受けた勤務体制の見直しが理由だが、名門病院の方針転換は、医療界のパ...
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急性期病院が「出来高払い」選べない時代は来るか
2017年07月05日 12:00
急性期の入院医療の報酬を包括払いする仕組みとして2003年度に導入されたDPC制度。その対象病院が徐々に数を増す一方で、出来高払いの急性期病院も少なからずある。現時点で、厚生労働省は出来高払いの急性期...
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病床機能が変わると人の確保が不安です
2017年07月04日 12:00
「地域医療構想のギモン」では、地域医療構想の課題を対話形式で考えていきます。 CB医療大学の社会人コースで医療経営を学ぶ病院事務のギギ係長は、講師のカイシャク准教授に、地域医療構想についてよく分...
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日看協、看護師が地域に移行しやすい報酬改定を
2017年07月03日 12:00
日本看護協会(日看協)の福井トシ子会長はCBnewsのインタビューに応じ、2018年度の診療報酬・介護報酬の同時改定は、看護師が地域に円滑に移行しやすい環境を後押しすべきとの考えを示した。また、新執行部の...
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共同調査から見える医療・介護の現場のホンネ
2017年06月30日 12:00
連携について、医療関係者とケアマネジャーの両方に同じ質問をぶつけることで、その課題を探ったCBnewsと株式会社エス・エム・エスの共同アンケートでは、双方の意識の違いや課題のありかを浮き彫りにするよう...
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「介護する人を支える、そのための改革」
2017年06月30日 05:00
介護保険内のサービスと介護保険外のサービスを組み合わせて、同時一体的に提供するという「混合介護」。その実現に向けた規制改革を推進しようと提言しているのが政府の規制改革推進会議だ。同会議の「医療・...
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データ管理の重要性はさらに増す
2017年06月28日 15:00
国際医療福祉大学大学院の高橋泰教授は、DPC制度の黎明期からデータ収集・分析に取り組み、その後「2次医療圏データベース」で地域医療の“可視化”を進め、地域医療構想の原型をつくるなど、医療分...
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狙われた名門病院、前院長が語る働き方改革
2017年06月27日 12:00
東京都港区の愛育病院は2009年春、三田労働基準監督署から労働環境の是正勧告を受け、都の総合周産期母子医療センター(総合周産期)の“看板”を返上する寸前にまで追い込まれた。名門病院を突如襲...
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患者ニーズが激変する中、自院の機能明確に
2017年06月21日 12:00
地域医療構想は策定されたけれど、地域ごとの医療提供体制の再編はこれからどう進んでいくのか-。厚生労働省の「地域医療構想に関するワーキンググループ」で座長を務める尾形裕也氏(東大政策ビジョン研究セ...
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近森病院、まさかの赤字で経営体制を一新
2017年06月20日 05:00
近森病院(高知市、452床)は今年1月、体制を一新した。社会医療法人近森会の近森正幸理事長が32年間務めた近森病院の院長職を息子の正康氏が引き継いだ。優良経営で知られ、2015年には114床を増床し338床から...
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努力は必ず報われる? 問われる係数IIの在り方
2017年06月16日 12:00
DPC対象病院の頑張りを収益の水準に反映させるのが「機能評価係数II」(係数II)だ。診療実績や医療の質的向上などを評価するもので、毎年4月に値が更新される。業績に応じて支給されるサラリーマンのボーナ...
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ADL加算の届け出病院、報酬改定の前後で倍増
2017年06月15日 12:00
患者の自立度が入院中に低下するのを防ぐため、専従のリハビリテーション専門職を病棟に配置する急性期病院を評価する「ADL維持向上等体制加算」を、少なくとも66病院が先月末時点で届け出ていたことがCBnews...
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多職種チームでなければ医療の質も利益も生めない
2017年06月13日 12:00
病院が「サービス」を売るようになった-。社会医療法人近森会(高知市)の近森正幸理事長は、それが出来高からDPCに変わったことの本質的な意味と語る。また、今後診療報酬の上昇が期待できず、労働環境が改...
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7対1病床が1月から2千床減、8都県は増
2017年06月12日 05:00
一般病棟入院基本料の7対1を届け出る病床数が減り続けている。各地方厚生局の公開データ(5月末時点)を基に、各都道府県の届け出病床数をCBnewsが集計した結果、計35万6463床あり、1月時点と比べて約2000床...