厚生労働省は7日、社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)を開催し、介護現場における生産性向上や業務効率化の論点が示された。委員からは、法令上必要な書類の扱いが煩雑になっている現状から、見直しや簡素化を求める意見が出た。【大戸豊】
(1)ロボット・ICTを活用する事業所に対し、介護報酬や人員・設備基準の見直しなどを、介護報酬改定の際に検討する
(2)業務効率化の観点から、法令上提出が必要な書類の見直しやICTを活用した書類の簡素化を推進する
(3)各施設・事業所において介護の手順・基準を明確にすることで、根拠に基づく介護を行えるように、人材育成を進める。同時に施設・事業所の人材育成の取り組みを支援する
(残り792字 / 全1133字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】