社会保障審議会介護保険部会(部会長=遠藤久夫・学習院大教授)は19日、介護サービスの利用者負担の割合や、一定以上の利用者負担があった場合、支払った金額の一部が返金される「高額介護サービス費」の基準の考え方などについて議論を行った。委員からは、医療保険制度では患者の負担割合などが次第に引き上げられていることを踏まえ、介護も利用者負担などを見直すべきとする意見が出た。一方、サービスの性質が違う以上、利用者負担などについて医療と介護が足並みをそろえる必要はないとする声も上がった。【ただ正芳】
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