来月に投開票が行われる参院選に向け、各政党が相次いで政策を公表している。自民・公明・民進・共産・社民の5党が、医療の分野で掲げた主な政策をまとめた。【松村秀士】
「政策パンフレット2016」では、社会保障について、赤字国債に頼ることなく安定財源を確保し、「可能な限り充実を行う」ことを宣言。基本的な考え方としては、「自助」と「自立」を第一に、「共助」と「公助」を組み合わせた持続可能な制度をつくり上げるとした。また、医療や介護の専門家が連携して医療・介護・介護予防・生活支援・住まいといったサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築を推進することも盛り込んだ。
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