押し入れで眠っていた開業の夢、この手に
薬剤師の働き方は一つじゃない
■子育て世代の力を生かして地域に貢献
医療再編の流れの中で、門前型の薬局経営は、必ずしも明るい材料ばかりではない。それでも濵さんが「門前型」にこだわったのは、自分と同じように子育てをする女 性が働きやすい受け皿をつくりたかったからだ。「子どものいる女性はどうしても時間の制約があり、正職員から外れることもある。午前外来が中心の医療機関の門前なら、子育て世代がめりはりのある働き方でキャリアを継続できます」。
ひまわり薬局の薬剤師は現在、濵さん一人だが、事務職員3人のうち2人は子どもを持つ女性。少しずつだが患者も増えており、いずれは2号店、3号店を展開して子育て中の女性薬剤師の職場とする一方、在宅分野にも取り組みたいと考えている。
「働き方はいろいろあるはず。それぞれの力を生かして地域に貢献する薬局づくりを模索していきます」
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