「想像していた以上に素晴らしい施設だった」―。国立大附属病院に施設費の貸し付け事業などを行う国立大学財務・経営センターの髙井陸雄理事長は、韓国の最新鋭の病院を訪問した感想をこう語った。一体どのように素晴らしいのか。髙井氏に韓国の病院施設の現状や、日本との違いなどを聞いた。【聞き手・松村秀士】
髙井氏は3月19日から21日にかけて、ソウル市内にある5つの病院を訪問。韓国の最新鋭の病院がどのようなコンセプトと将来展望で建物整備を行っているのかを視察し、日本の病院施設との違いを自身の目で確認した。
訪れたのは、ソウルアサン病院、サムスン医療院・がんセンターの民間2施設のほか、延世大学セブランス病院と建国大学病院の私立大2施設、国立大の盆唐ソウル大学病院の計5施設。いずれも韓国でトップレベルの医療を提供する病院といわれている。
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