厚生労働省は、15日に開催された第76回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。新規感染者数の下げ止まりや増加が見られる多くの地域では、「入院者数が横ばい又は緩やかに減少しており、当面は軽症・中等症の医療提供体制等のひっ迫や、一部の地域では高齢の重症者による重症病床使用率の高止まり傾向が続く可能性がある」としている。【新井哉】
厚労省によると、9日時点の全国の入院者数は2万533人で、1週間前と比べて2,421人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は45.8%(1週間前は51.4%)で、都道府県別では、大阪(68.8%)が最も高く、以下は、神奈川(59.4%)、奈良(59.1%)、千葉(57.5%)、愛知(57.1%)、京都(56.4%)、滋賀(55.9%)などの順だった。
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