国立感染症研究所がまとめた2日から8日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値）によると、咽頭結膜熱（プール熱）の定点医療機関当たりの患者報告数が増加した。インフルエンザ、感染性胃腸炎は6週連続、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続でそれぞれ減少した。伝染性紅斑（リンゴ病）は横ばいだった。【新井哉】


〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約3％増の0.34人。都道府県別の上位3位は、鹿児島（1.24人）、新潟（0.95人）、山形（0.83人）。 〔インフルエンザ〕報告数は前週比約34.4％減の3.13人。都道府県別の上位3位は、岩手（8.86人）、大阪...