国立感染症研究所がまとめた7月2日から8日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、速報値）によると、ヘルパンギーナと手足口病の定点医療機関当たりの患者報告数が共に9週連続で増加した。一方、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は2週連続、咽頭結膜熱（プール熱）は4週連続、感染性胃腸炎は5週連続でそれぞれ減少した。【越浦麻美】


〔ヘルパンギーナ〕報告数は前週比約47.0％増の1.47人。都道府県別の上位3位は、佐賀（8.09人）、新潟（7.68人）、静岡（3.96人）。 〔手足口病〕報告数は前週比約5.6％増の1.69人。都道府県別の上位3位は、大分（10.22人）、宮崎（...