黒字経営の認知症高齢者グループホーム（GH）の半数超が2ユニットだった一方、赤字経営の施設ではその割合は4割に満たないとする調査結果を福祉医療機構がまとめた。調査では、入居者の数が多い2ユニットの方が、1ユニットよりも従業員の配置などでメリットを得やすいことが示された。【松村秀士】


　同機構は、開設後1年以上を経過している758施設のGHの2014年度の収支状況について分析した。 　黒字施設（全体の72.8％）で最も多かったユニット数は、2ユニットの55.4％で、1ユニットは41.4％、3ユニットは3.1％だった。...