介護施設における夜間勤務の9割超は、長時間の連続業務を強いられる2交替制である上、規模が小さな施設では、仮眠するのも難しい1人夜勤が常態化している―。そんな調査結果を日本医療労働組合連合会（日本医労連）がまとめた。日本医労連では、こうした状況の改善を目指し、夜勤に関する規制・基準の見直しや介護職員の処遇改善を国に求める方針だ。【ただ正芳】


　日本医労連では介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、複合型サービス、短期入所の施設を対象に、2013年6月分の実績について調査。112か所から有効回答を得た。 　 　夜勤形態について尋...