全国回復期リハビリテーション病棟連絡協議会の石川誠会長はこのほど開かれた医療経営セミナーで、回復期リハビリテーション病棟入院料を、現行の2段階から3段階に再編するべきだと提案。これに対し、厚生労働省保険局の鈴木康裕医療課長は講演後のシンポジウムで、財源の確保と妥当な線引きが可能かどうかを課題に挙げる一方、「大枠として3段階にすることに強く反対する声は、今のところ聞いていない」と答えた。


　同入院料は、08年度の診療報酬改定で「入院料1」と「入院料2」に再編され、現在は▽新規患者の20％以上が重症患者▽退院患者の在宅などへの復帰割合が60％以上－などの要件をクリアすると、点数が高い入院料1を算定できる。 　再編...