オンラインカジノ利用者の6割、ギャンブル依存症自覚
警察庁調べ、始めたきっかけギャンブル好き最多
警察庁が行ったオンラインカジノの実態把握調査によると、オンラインカジノ利用者の約6割が「ギャンブル依存症だと思う」と回答した。また始めたきっかけは「ギャンブルが好き」が最多で35%を占めた。【斯波祐介】
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今回の調査は国内に住む15-79歳を対象に実施し、2万7,145人が回答。オンラインカジノの利用経験に関する質問の回答に基づき、オンラインカジノ未経験者6,500人と経験者500人は分けて、利用経験に応じて深掘りした。
経験者500人に自身のギャンブル依存症度を質問したところ、「そう思う」が22.8%、「少しそう思う」が36.8%で、計59.6%が依存症の可能性をある程度自覚していることが分かった。
年代別では10歳代が「そう思う」22.2%、「少しそう思う」44.4%、20歳代はそれぞれ32.0%、34.7%で依存症の自覚が高くなっている。
初めてプレーした理由は「ギャンブルが好き」が最多で35.0%。次いで「カジノに興味があった」が30.0%、「友人・知人・家族に誘われた」が25.2%、「オンラインカジノ自体に興味があった」が24.6%、「無料版をプレーして実際にお金をかけたいと思った」が24.2%だった。
プレー頻度は「週に1回程度」が34.8%で最多。「週に3-4日程度」が21.4%、「月に1回程度」は15.4%、さらに「ほぼ毎日」も13.8%いた。「ほぼ毎日」は20歳代と30歳代で16.0%と高い割合となった。
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