つながり方を考える
“私のこだわり” 医療を支える人たち(広報編/第4回)
さまざまな職種の人たちが医療現場を支えている。CBnewsは、医療現場で働く全ての人をリスペクトした新連載「“私のこだわり” 医療を支える人たち」をスタート。第1編は、病院の広報業務に関わる方のこだわりを紹介する。
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■愛知国際病院 法人事務部 広報担当 諸石史恵さん
諸石さんは法人全体の広報を一人で担っている。業務は広報だけではなく、備品の管理や入職する職員への対応など総務的なことも行う。また、法人内でイベントを行う際には企画時から主催者のサポートにまわるほか、地域のお店を訪問し、広報誌に掲載するなど業務は多岐にわたる。
諸石さんの広報業務のこだわりは、「つながり方を考えること」。病院と地域住民、病院と病院、人と人…。それぞれが持つ「想い」をつないで形にするのが広報の面白いところという。さまざま関係性が構築されるたびに相手が欲する情報が分かる。そして、新たなアイディアも湧いてくる。つなぐ情報を分かりやすく伝える。日々、試行錯誤しながらつながりを「形」にした広報誌作成などに奔走している。
先日、地域の新聞に「病院広報アワード」で優秀賞受賞の記事が掲載された時に、地域住民の方がわざわざ電話をくれて「新聞見たよ!」と報告をくれたのだとか。つながりを大切にした広報を通して、病院の敷居をなくしフラットな関係が構築できている一例を、諸石さんは嬉しそうに話していた。
【CBニュース編集部企画室・ 横山希】
医療介護経営CBnewsマネジメント
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