9月の熱中症搬送、過去最多1万1,503人
1万人超えは初 消防庁
総務省消防庁は、9月の熱中症による全国の救急搬送者数が1万1,503人で、調査を開始した2008年以降、最も多かったことを明らかにした。9月としては初の1万人超えで、前年同月に比べ25.1%増加した。
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年齢区分ごとの搬送者数は、65歳以上の「⾼齢者」が6,021人(52.3%)で最も多かった。次いで18歳以上65歳未満の「成⼈」(4,201人)、7歳以上18歳未満の「少年」(1,219⼈)、⽣後28⽇以上7歳未満の「乳幼児」(62人)の順。
初診時の傷病の程度別では、軽症が7,906⼈と全体の68.7%を占めた。中等症(入院診療)が3,367人、3週間以上の⼊院が必要な重症は174⼈、死亡は9人など。
熱中症の発⽣場所は、住居が3,297人(28.7%)で最も多く、道路(2,217人)などが続く。
都道府県別で最も救急搬送者数が多かったのは大阪で923人。これに東京(746⼈)、愛知(713⼈)、福岡(625人)、兵庫(606人)、埼玉(588⼈)などが続いた。
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