医療機関のサイバーセキュリティー対策義務化迫る
セキュリティ連盟が24日にオンラインセミナー
サイバーセキュリティーを手掛ける事業者を始め、それらを利用する多種多様な事業会社などでつくるセキュリティ連盟は24日、医療機関を対象にオンラインセミナーを開く。テーマは「サイバー攻撃で医療を止めさせない!医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策強化とは?」。前橋赤十字病院の取り組み事例や医療機関が押さえるべきサイバーセキュリティー対策を網羅的に紹介する。
▽セミナーの詳細・申し込みはこちらから▽
https://bit.ly/3Ze9b1o
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医療機関の管理者に対してサイバーセキュリティーの確保を義務付ける「医療法施行規則の一部を改正する省令」が4月1日、施行される。今後、サイバー攻撃への対策を含め、セキュリティー対策全般に適切な対応が病院や診療所、助産所に求められる。
各医療機関は対応を考える上で、厚生労働省の『医療情報システムの安全管理に関するガイドライン』を参考にする。近く最新版が完成する見通しだが、その最新版をスムーズに把握するためのポイントの1つになるのが、厚労省が22年11月10日に通知した事務連絡「医療機関等におけるサイバーセキュリティ対策の強化について」だ。セミナーでは、この事務連絡の内容を中心に、医療機関が行うべきサイバーセキュリティー対策を網羅的に解説。また、前橋赤十字病院の情報システム課の市根井栄治氏が自院の取り組みを紹介する。
セキュリティ連盟は2022年2月、深刻な社会問題であるサイバー攻撃への「対策の重要性」を啓発するため、サイバーセキュリティクラウドを発起人として34社の企業が集まり結成された。これまで一般企業や金融業界を対象に対策セミナーを実施。近年増え続ける医療機関へのサイバー攻撃を背景に、今回初めて医療業界を対象にセミナーを開く。
■セミナー概要
「サイバー攻撃で医療を止めさせない!医療機関に求められるサイバーセキュリティ対策強化とは?」
- 日時:2023年3月24日(金)14:10〜15:30
- 実施方法: オンライン配信(zoom)
- 費用:無料
- 参加対象:
・ 病院の理事長・事務長・情報システム担当・サイバーセキュリティー担当
・ クリニックの院長
・ 医療業界を対象としたITサービスベンダー・SIer(システムインテグレーター)
・ 医療機関における「サイバーセキュリティーの実態」を知りたい方
など
- 主催:セキュリティ連盟
■ プログラム
14:10~14:15 開演挨拶「医療業界におけるサイバー攻撃状況」
・セキュリティ連盟 株式会社サイバーセキュリティクラウド
代表取締役社長 兼 CEO 小池敏弘 氏
14:15~15:05 「各医療機関で取り組んでいるサイバーセキュリティー対策とは?」
・前橋赤十字病院 情報システム課 情報システム係長 市根井栄治 氏
・明治大学 サイバーセキュリティ研究所 所長 齋藤孝道 氏
・株式会社サイバーセキュリティクラウド 西澤将人 氏
15:05~15:25 「サイバー攻撃手法から考える医療機関の効果的なセキュリティ対策とは?」
・株式会社網屋 データセキュリティ事業部 セキュリティプロダクト部 杉浦和希 氏
15:25~15:30 本日のサマリ
・独立行政法人情報処理推進機構 専門委員 小川隆一 氏
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▽問い合わせ
セキュリティ連盟:pr@cscloud.co.jp
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