国立感染症研究所がまとめた4月22日から28日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値）によると、手足口病、咽頭結膜熱（プール熱）、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数が引き続き増加した。インフルエンザ、伝染性紅斑（リンゴ病）は増加から減少に転じた。【越浦麻美、瀬戸直樹】


〔手足口病〕報告数は前週比約43.6％増の0.56人。都道府県別の上位3位は、宮崎（7.11人）、鹿児島（3.89人）、鳥取（2.68人）。 〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約23.1％増の0.48人。都道府県別の上位3位は、福井（2.0人）、鹿児島...