国立感染症研究所がまとめた8日から14日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値）によると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点医療機関当たりの患者報告数が4週ぶりに減少から増加に転じた。咽頭結膜熱（プール熱）や手足口病は2週ぶりに増加に転じた。【松村秀士】


〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約16.5％増の2.26人。都道府県別の上位3位は、鳥取（4.32人）、新潟（4.23人）、宮崎（4.0人）。 〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約10.7％増の0.31人。都道府県別の上位3位は、福井（1.09...