国立感染症研究所がまとめた6月4日から10日までの週の5類感染症の患者報告（小児科定点医療機関約3000カ所、速報値）によると、咽頭結膜熱（プール熱）の定点医療機関当たりの患者報告数が増加に転じ、手足口病とヘルパンギーナは共に5週連続で増加した。一方、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎は減少に転じた。【越浦麻美、瀬戸直樹】


〔咽頭結膜熱〕報告数は前週比約10.8％増の0.92人。都道府県別の上位3位は、新潟（2.42人）、佐賀（2.22人）、鹿児島（1.87人）。 〔手足口病〕報告数は前週比約15.6％増の1.11人。都道府県別の上位3位は、大分（11.56人）、宮崎...