毎週土曜・日曜は、ボウフラ退治の日！！－。こんなキャッチフレーズを付けたポスターを国立感染症研究所が作成し、ホームページで公開を始めた。ターゲットにしているのは、デング熱ウイルスを媒介するヒトスジシマカ。6月から9月まではヒトスジシマカが多く発生することを挙げ、「蚊の発生を抑えるには幼虫（ボウフラ）対策が効果的」としてバケツやジョウロなどに不用な水を溜めないよう求めている。【新井哉】


　デング熱に感染すると、4－14日の潜伏期間を経て、38度を超える高熱や頭痛などを発症するほか、体幹部に発疹が現れることも多い。解熱剤を服用して静養すれば1週間程度で回復するが、皮下出血などを伴う重症型へ移行する場合もあり...