厚生労働省は14日、2月に実施された第119回医師国家試験の合格者が92.3％だったと発表した。1万282人が受験し、うち9,486人が合格した。【渕本稔】

　合格者数は前回より61人減った。新卒者では9,029人（95.0％）が合格し、2年連続で9,000人を上回った。

　今回の合格基準について、必修問題は一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、200点満点に対して160点以上とした。

　必修問題を除いた一般問題と臨床実地問題については、それぞれ1問1点とし、300点満点に対して221点以上。また、禁忌肢問題選択数は3問以下とした。