インフル定点報告、最悪レベルが41都道府県
全国定点報告は64.39人 感染研
国立感染症研究所(感染研)が公表した2024年第52週(12月23-29日)の「インフルエンザ流行レベルマップ」によると、警報・注意報レベルを超えている保健所数の割合が70-100%の最悪レベルが41都道府県となった。
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最悪レベルではないのは、青森、秋田、山形、富山、石川、沖縄の6県のみ。この1週間の定点医療機関以外の医療機関を含む、全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、前週比54.4%増の約258万5,000人。入院患者数は65.1%増の5,144例だった。都道府県別の定点当たり報告数が最も多かったのは、大分の104.84人。次いで鹿児島(96.40人)、佐賀(94.36人)、熊本(92.56人)も多かった。
出典:国立感染症研究所ホームページ(https://kansen-levelmap.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html)
感染研が10日に発表したデータでは、インフルエンザの定点当たり報告数が全国ベースで前週比50.7%増の64.39人だった。増加は10週連続。比較可能な1999年以降では、19年第4週の57.09人を上回り最多を更新した。感染者数は50.3%増の31万7,812人。
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