「依存症専門医療機関」に2病院を追加 東京都
薬物とギャンブルでそれぞれ選定
東京都は、「依存症専門医療機関」として新たに2病院を選定したと発表した。薬物依存症を対象とする専門医療機関として「医療法人社団新新会多摩あおば病院」(東村山市)が、ギャンブルなどの依存症では「医療法人社団正心会よしの病院」(町田市)が選定された。【渕本稔】
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多摩あおば病院とよしの病院はそれぞれ、対象となる依存症の診療実績が認められた。加えて、相談機関や民間団体をはじめとする関係機関と連携し、依存症に関連する問題の解決に向けて継続的な取り組みを行っていることなどの基準も満たした。
今回の選定により、薬物依存症の専門医療機関は多摩あおば病院を含めて3カ所に、ギャンブルなどの依存症ではよしの病院を含めて2カ所となった。
アルコール健康障害では、両病院はすでに認定されており、専門医療機関として9カ所が選定されている。
依存症専門医療機関は、対象となる疾患の患者に専門的な治療を提供する施設として都道府県などが選定する。アルコール健康障害や薬物依存症など対象の疾患ごとに依存症専門医療機関の申請を出した医療機関について、国の基準を満たしているかどうかを判定する。
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