2024年度診療報酬・介護報酬の同時改定に向け、全国リハビリテーション医療関連団体協議会は、職員の処遇改善などに向けた要望を出した。リハビリテーション(リハ)専門職の給与水準は20年変化がなく、優秀な人材の流出を招きかねないとして、政府と産業界が推進する4%の給与水準引き上げと同様に、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の引き上げを促進することを求めた。
このほか重点要望項目として、診療報酬改定に向けた要望では、リハビリテーション料の病態、病状、障害などに応じた評価とDPC・NDBの分類の見直しを求めた。具体的には、急性期医療におけるリハの充実や施設外リハの推進、適正な回復期リハの推進と充実、生活期リハの診療体制の強化、医療と介護の連携強化などを挙げた。
また介護報酬改定に向けては▽通所リハ費に
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